タヂマキネマ

沖縄で人間の性-セイ-と性-サガ-を表現しながら古今東西をフラフラ生きてるFTMの人性劇場

僕が男として躊躇いなく生きられるようになるまで○年もかかった

最近いろんな場所に面接行ったり仕事の登録をしているのだけど、

自分の通称名(将来的に変えたいと思っている名前)を名乗ることにだいぶ慣れてきた

 

 

自分を正直に話せば、大抵は理解して頂けるということがわかったのだ

 

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まぁ…相変わらず面接には落ちまくってるけど(笑)

 

 

 

僕の今の名前(通称名)を決めたのは、2006年の秋くらい

 

 

だから今年でちょうど10年になるのかな

 

 

 

どんな名前にするかももちろん大事だけど、当時は文字の意味や字数を気にしていて、

ブックオフで姓名判断の本も買ってきた

 

 姓名判断―“安斎流”で運をつかむ/安斎 勝洋

 

 

 これ、確かかつて笑っていいともに出てた先生の本だよね…

 これ見ながらものすごい時間をかけてベストな画数の名前を考えたよ

 

 

あとデザインは忘れたけど、こんな感じの命名辞典も買ったりもした

 

男の子のハッピー名前事典―最高の名前が見つかる!/東伯 聰賢

 

 

「自分は結婚しない」「子供を産まない」

 

子供の頃からそう固く決心していた僕にとって、

自分の生涯でこういう本を買うことになるとは思わなかったな(笑)

 

 

 

そんなこんなで決めた名前が「ゆうた」だ

 

 

 

漢字はまた別にあって、苗字と合わせて画数がベストなバランスになるように、

そして言葉の意味としても良いものになるようにした

 

 

当時相談に乗って頂いた先輩(ノンケ)に相談しながら色々悩みながら自分で決めた名前

 

 

今でもすごく気に入ってて使い続けている

 

 

 

産みの苦労と、名付けの苦労

 

 

 

自分が将来的に経験しなそうな苦労をしたから、愛着がわいたのかもしれないし、

産んでくれた親はもちろん、名前(本名の方)をつけてくれた兄姉に感謝するようになった

 

 

それまでは自分の本名、大嫌いだったんだよね

いかにも女っぽくてさ

 

 

まぁそりゃ本名に違和感は今でもあるけど、毛嫌いするほどではなくなったな

 

 

 

そして過去の自分と決別する意味でもつけた、通名の名前「ゆうた」

 

 

相当気に入ってたのに、なかなかそれを抵抗なく使えるようになるまでだいぶ長く時間がかかったと思う

 

 

大学のイベントサークルなどでその名前を積極的に使っていたこともある一方で、

アルバイトの面接で名乗るのすら躊躇われることもまだまだ多かった

 

 

芸大卒業時に始めたバイトも、1年くらい続いたが、結局そのバイト先にもカミングアウトせずに終わった

 

 

 

もうこれが数年前までは普通だったのだ

 

 

 

よほど、自分に対して"呪い"をかけてしまっていたのだと思う

 

 

そして、高校を卒業してから沖縄に来て、10年目になった今年…

 

 

その呪縛から解き放たれ、今は自分につけた新たな名前を使っているのだ

 

 

そして、自分がGIDで、男として扱ってほしいと希望も言えるようになった

 

 

公的な書類や手続きをする時以外は、ほとんどこの名前を使って生活したり、サービスを受けたりしている

 

 

 

もしあなたが今自身の性別に違和感があって、まずは通称名だけでも自分の名前を変えたいならば、

 

まずは希望の性別で自分が生きてもいいと思えるように、「自分を許そう」

 

 

家族が、友達が、という問題じゃなくて、まずは希望の性別で生きようとしている自分を許すことが大事

 

それは人が判断することじゃないから

 

 

そして名前を変えるのであれば、上記のような本も参考にしながら、自分にしっくりくる名前を決めてくださいねー

 

 

言葉の意味も大事だけど、一番は自分が気に入るかどうかにもよると思う

 

 

 

名前も人生も、自分で決めていかなきゃねー

 

 

 

ゆた