タヂマキネマ

沖縄で人間の性-セイ-と性-サガ-を表現しながら古今東西をフラフラ生きてるFTMの人性劇場

大人の言うことなんか聞かなくていいよ

「自分にはこれしかない」という人が羨ましい

 

 

一つのことに熱中できる人が羨ましい

 

 

僕は絵だけではなくてギターとかダンスとかベースとか

僕はいろいろなことに興味を持ちすぎて、

夢を持ちすぎたというか、

いろんなことをしまくって逆に迷走していた感じがある

 

 

好奇心旺盛であるが故の器用貧乏なんだよね

 

 

それはさておき、

 

僕には陶酔しているくらい好きなアーティストがいる

 

 

 

普段は人見知りで大人しい人で

高校時代も成績は良かったくらいなのに、

ある日机の上に置いていたiPodを教師に取り上げられて

「返せよ!」と教師に掴みかかり、

結果高校は中退してしまったという。

 

 

きっとその人にとっては「音楽=自分」と思えるくらい

譲れないものだったのだし、大切なものなんだろうな

 

 

結果、その人はギタリストとして多くの人を魅了し、

その固有の音楽センスでたくさんのファンを獲得している

 

 

 

 

そのエピソードを聞いて、僕は自身を振り返った

 

 

 

 

俺は自分が『何があってもこれは譲れない』と思えるほど

熱中できるものがあっただろうか…

 

 

 

 

高校3年の時に「大学受験受けたくない」と母親に言ったことがある

 

 

自分のやりたい事もたくさんあるし

 

 

そのために行動して行きたかったし

 

 

早く男にもなりたかった

 

 

 

だから大学なんか行きたくなかった

 

 

 

ダメだと言われた

 

 

泣いた

 

 

認めてもらえなかった

 

 

男になることも、進学のための受験をしないことも

 

 

人生に絶望してしまった

 

 

 

それでも不器用にでもなんとか生きていこうとした

 

 

 

結果今に至る

 

 

 

未だにわからないことだらけだ

 

 

 

 

受験については話し合い、いろいろ考えた末

結果受験をして沖縄の大学に行くことになったのだが…

 

 

たまに思い出す

 

 

あの時の自分の要求は別に間違っていなくて、

別に受けなくても良かったのではないかって

 

 

一旦琉球大学の工学部を受験して、受かったのだけど、

そこを中退して本来自分がやりたいことをやれそうな芸大に行けたのだから

結果間違っていなかったのかもしれない

 

 

 

悩んでいる君へ伝えたいことがある

 

 

 

別に未熟でもなんでもいいよ

 

大人がなんと言おうと、自分の直感に従っていいよ

 

やりたいことをやっていいんだよ

 

間違えて怪我したっていいよ

 

むしろどんどん怪我してほしい

 

 

 

大人は君が怪我する前にあれこれ言いたくなる生き物なんだから

 

その言葉通りに従うということは別にしなくていい

 

 

従ってしまったら、それはその大人の人生であってあなたの人生ではなくなるでしょ?

 

 

 

ただ、特にこれはGIDの人に言えることなんだけど、

希望の性別になりたくて急ぐのだけは絶対にしないでほしい

 

 

 

怪我するのは唾つけときゃ治るからいいけど、

一度いじってしまった体だけは元に戻らない

 

 

 

それだけは覚えておいて

 

 

それを踏まえた上で、自分が心から本当に納得できる道を選んでほしい

 

 

 

ゆた