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タヂマキネマ

沖縄で人間の性-セイ-と性-サガ-を表現しながら古今東西をフラフラ生きてるFTMの人性劇場

第9章 ホルモン治療9回目〜コンビニ治療法〜

ホルモン治療 ホル注漫画

そういえばホルモン注射はもう10回目に入っているんだけど、

そういえば9回目のホルモン注射についてまだ書いてなかった。

 

 

2016年6月28日に9回目のホルモン注射を打った。

基本ホルモン注射は丁度3週間毎としてるけど、

会社辞めることになってアルバイトを入れるだけ入れたので

ちょっとずれた。

まぁ問題ない範囲だけど。

 

 

前回の様子↓

tajimanimation.hatenablog.com

 

いつも大体カウンセリング時は先生に現状を話すだけで終わる。

 

 

先生「調子はどうですか?」

 

僕「特にないですね。」

 

先生「生理は来ましたか?」

 

僕「来てません。」

 

 

 

だいたいいつもこんな感じ。

 

だから1分で終わっちゃう(笑)

 

 

 

でも、この日はいつもより長くかかった。

 

 

 

以前もちょっと書いたけど、

せっかく先生とお話する時間があるのだから

派遣で不当に僕を切った会社のことを少し話してきた。

 

ざっくりだけどその内容はこちら↓

tajimanimation.hatenablog.com

 

また今後時間があった時にその時の様子について詳しく描きたいと思う。

それが自分にできる唯一の報復だから。

 

 

先生からは労働局に相談するように勧められた。

 

 

うーんでもな…

いくらめちゃくちゃな理由とはいえ

派遣だからそのへんは恐らく法的には引っかからないから

相談しても無駄な気がする。

 

 

男女参画センターみたいなところには心のケアと共有も兼ねて相談しに行ったけどね。

 

 

とりあえず「ありがとうございます」と言い部屋を出た。

 

 

 

待合室でしばらく待ってホルモン注射で呼ばれる。

 

 

唐突に看護師さんに「元気?」と聞かれたので、

 

浮かない顔で「いや…」と切り出し

 

乱暴な理由で派遣切りされたことを話した。

 

 

 

僕「もしかしたら上司はGIDの僕が嫌で

初めから切るつもりだった可能性もあるんじゃないかって思ってます」

 

看護師さん「えー?そうなの?テレビでもたくさん取り上げられて

今はだいぶ受け入れられてきてるのに?

受け入れられないって人のほうが少ないと思うけど…」

 

 

違うんだよ、看護師さん…

 

確かに僕らを受け入れてくれる人達ももちろんたくさんいるけど、

ネットにはまだまだ僕らを罵るような言葉で溢れているよ…。

 

 

その他にも人種や国籍だけじゃなくて

障がい者やなかなか理解されない病気を持っている人のことでさえ

悪くいう人だって今だにいるんだから

それは永遠の課題だと僕は思う。

 

 

確かに上司がGID自体を差別しているかどうかは、憶測に過ぎない。

まぁもちろんこの理由がすべてとも思っていない。

 

でも可能性なんて考え出せばいくらでも考えられるし

実際その上司はそういうことをしそうなタイプの人間だなって

現に思ってしまったのだ。

 

 

そしてどうも気を落としている僕に

看護師さんはこんなふうに声をかけてくれた。

 

 

f:id:tajimanimation:20160801175821j:plain

 


僕がホルモン注射で通う病院はメンタルクリニックでもある。

 

ある日突然会社をクビになったり

会社ぐるみで自主退職に追い込まれたり

 

そんな人も多く訪れるようだ。

 

 

そんなことが普通に行われているんだな。

 


本当に大人げない。

 

いじめと同じ。

 

子供が行ういじめはまだ無知からくるものがあるだろうけど

 

大人になってからするなんて

 

しかも何も言えないことをいいことに

 

立場的に強者から弱者に対して。

 

平然と行われている。

 

 

精神的に弱い人間が

権力を振りかざして人を脅かす。

 

 

本当にいじめはクソだ。

 

 

まぁ人間だから誰でも人を差別したり人を見下したり

この人とはやっていきたくないというのはあるだろう。

 

なかなか全ての人が生きやすい世の中になるには難しいかもしれない。

 

 

それでもそういうことを少しでもなくすために

せめて自分自身は視野を広げていく必要がある。

 

 

そうすればどんな人と会っても

どんな仕打ちを受けても

「まぁそういう人間なんだろう」と

特に軽蔑をするでもなく

犬猫を見るように

全く別の生き物として見れるようになるだろうから。

 

こんなクソみたいなことが世界各地で行われていて

なおかつメンタルクリニックがあるうちは患者が絶えることはないだろう。

 

 

それでもクリニックに通う患者さんが少しでも減ればなと思う。

 

 

だから僕はたとえ途切れ途切れになったとしても

 

発信することと創作活動は絶対にやめない。

 

 

…ともかく、最近あまり市販のお菓子食べない僕だけど

看護師さんの言うとおりコンビニは利用してみても良いかもしれない。

 

 

夜道にポツンとでも明るいお店を見つけると確かに安心するし

24時間いつでも食べ物飲み物があるだけじゃなくて

暖かく迎えてくれる店員さんもいるからね。

 

 

これは看護師さんじゃなくて僕が名付けたんだけど

コンビニ治療法ってやつかな。

 

もし嫌なことがあった時は

コンビニにふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょう。

 

「ありがとうございます」

 

笑顔とともにその一言が聞ける

 

一番手っ取り早い方法かもしれない。

 

 

ゆた