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タヂマキネマ

沖縄で人間の性-セイ-と性-サガ-を表現しながら古今東西をフラフラ生きてるFTMの人性劇場

企業の門前払いを食らった件についてLGBTの法律相談会で弁護士さんに相談してきた

昨日は那覇女性センターで行われた法律相談会へ行ってきた。

 

 

 

↑こういうのを市がやってくれるんだね。初めて知った。

 

 

 ↓こちらでもちょっと触れてるけど、

僕は以前就職でちょっと納得できないことがあって

それが法的にどうなのかということを聞きたかったのだ。

 

tajimanimation.hatenablog.com

 

そしたら友人が当日ボランティアスタッフをやるとのことで、この相談会のことを教えてくれた。

 

 

 

僕が不満を覚えた企業の対応は以下の通り

 

・僕は派遣登録をしていて、その紹介所の方がとある仕事を紹介してくれた。

 

・面接を受ける際はGIDであることを隠すつもりはないし、紹介所の方もそれを前提に企業とかけあってくれていた。

 

・トイレに関しては多目的トイレを使うが、使用しても構わないなら男性用トイレを使いたい。

 

・紹介所がトイレについて企業に聞いてくれた。

 

・企業側の回答

「残念ながら男女ともに利用できる多目的トイレのようなものはこちらで用意することが難しい。

もし男性用トイレを使って内部で不満が出る可能性もあるので、受け入れることはできない。」

 

・ちなみにこの回答が返ってきたのは面接を受ける前だった。

 

 

つまり…

性同一性障害が原因で、トイレ問題を理由に、

面接を受ける前に門前払いされたのだ。

 

 

この企業は紹介所の人が言うには、時給、就業場所、待遇ともに好条件だった。

だからなおさら、受けさせてももらえなかったのが悔しかった。

 

 

そもそもこの話自体紹介所の人から聞いてことであって、

僕自身がその企業に直接言われたわけではないから、定かではないし、

言葉が違っている可能性も十分にあり得るのだけど…

 

 

当然、許せなかった。

 

 

 

「社員から不満がでるかもしれない」

↑この一言がありえないと思った。

 

 

なぜ僕みたいな人間を嫌がる人を優先するのか。

 

そんな問題が起きたらその時に対応していけばいいし、

そもそも企業側は社員の権利を守るような体制である必要があるんじゃないか?

 

 

そりゃ僕としては善意を持って接してくれた人に対しては

軽々しく「差別だ!」と言って被害妄想をもちたくはない。

 

 

しかしもしこれが現実的に行われたらそれこそ差別だと思うし、

実際日本…いや世界のどこかではそれが起こってるんだろうな。

 

 

なので、今回法律相談を受けたのは訴訟などのアクションを起こすためではなくて、

こういう事例があったと誰かに言いたくて仕方がなかったし、

もし法律的に問題があるとしたら適切な場所で共有する必要があると思ったのだ。

 

 

 

それで今回の法律相談を受けてみた。

 

 

そして、返ってきた答えが以下の通りだ。

 

 

 

・本来は性別や人種関係なく差別は許されないことである。

それは憲法14条にも制定されていることである。

 

・しかし、日本では女性を守るための法律は制定されているが、GIDの人を守る法律というものは現時点で存在しない。

 

GIDを理由に解雇したら差別であり大問題だが、雇用前であれば法的には訴えられないことになっている。

※例えば雇用中に「なぜ男のトイレを使っている!」と言われて解雇されればそれは大問題だが、面接を受ける前であれば「雇用側の選ぶ自由」と言われればそれまでである。

 

・でも今はLGBTの人の権利を守る動きが進んできているから、「女性」という括りが広がってGIDの人も守る法律もできるかもしれない。

 

 

学生さんとてもわかりやすく説明してくれたので、勉強になった。

 

 

まだ「もし」の段階ではあるけど、今後GIDの人を守る権利ができて、

なおかつ、今回のケースも企業から直接かけあってその回答を録音しておけば、

将来的に勝てる可能性はありえるってことだな。

 

 

f:id:tajimanimation:20160619200247j:plain

 

憲法は確かに最強だけど、雇用の点では女性しか制定していなかったりして、

細かい部分となるとカバーできない部分はあるのが現状なんだな。

憲法もだけど法律自体がかなり古いものだからそれは現状に合わせて変えていかないといけないだろう。

 

上の図ではLGBTて書いたけど憲法それ自体はLGBTに関しては特別何も言ってないしな。

ただ、すべての人に権利があるというのは絶対尊重されないといけないね。

 

 

…しかし、前述したようにそもそもぼくは訴えるつもりはない。

もはやそういうことをする企業のことなんてどうでも良いから。

そうやって差別を当たり前のようにするような企業は自分がどうこうしなくても人々からの信頼は失っていくだろうし。

 

そりゃただのパフォーマンスとして「LGBTフレンドリーです!」って言ってる企業もふざけんなって感じだけどさ、

中身が伴ってなきゃすぐにボロが出るはずだし、賢い当事者はすぐにそれを見ぬくから。

 

 

さて、こうやって弁護士さんからの回答をもらったことで個人的にはスッキリした。

法律的にはまだまだスッキリしないことも多いけど、

そこは今後、法律の範囲が広くなってLGBTの権利が守られるといいなー。

 

www.huffingtonpost.jp

そろそろ那覇市の同性パートナーシップ制度が始まるね。

 

 

これも単なるパフォーマンスじゃなくて、

中身を伴ったものとしてLGBTの人達がより生きやすくなるための一歩になればいいなって思う。

 

 

しかし、直接聞いたわけじゃないので本当かどうかはわからないけど、

今回の企業の対応は本当に残念だった。

 

 

逆にここでも言ったけど、きっちり話して相談すれば、

受け入れてくれる人々もいることはありがたいとも思った。

 

 

すべての人の権利が平等に守られるためにも

おかしい!と思ったことはどんどん言うようにしよう。

 

 

もし何か困ったことがあったらこういった相談会や男女共同参画センター、

お近くの弁護士さんなどに話してみてください。

 

 

返事が返せるか保証はできないし、役に立つかどうかはわからないけど、

僕でも良いですよ。

場合によっては個人が特定されない範囲でブログ内で問題提起するかもしれません。

(もちろんその場合は許可を得てから公開します。)

 

 

もし何か吐き出したいことがあったら爆発してしまう前に、

壊れてしまう前にメール下さいね。

 

メール⇛tajimanimation★gmail.com(★を@に変えてね。)

 

 

ちなみに受ける時に知ったんだけど、これは学生さんの授業の一環でもあったわけだね。

よい例になったかどうかはわからないけどご協力出来てよかった。

 

 

ゆた